メガネが必要な視力はいくつか 学校健診・運転免許視力

視力検査で視力結果が低いと眼科受診を勧められます。

では一体、視力がいくらだったら眼科受診したほうがよいのか。

また、裸眼視力がいくらだったら眼鏡をしたほうがよいのか。

答えは、

日常生活に必要な視力がどれくらい必要なのかによって、一人ひとり変わってきます。

その一人ひとりに関しては、大きく

  • 子どもなのか(学校健診異常)
  • 大人で運転するのか(運転免許基準)

で分けます。

今回の内容は、目の病気がない前提の話になります。

目次

学校健診

5月頃は、学校健診で眼科には非常に多くの小中学生が来院します。

学校健診では、A判定以外は眼科受診を勧められます。

  • A:1.0以上
  • B:0.7-0.9
  • C:0.3-0.6
  • D:0.2以下

学校においては黒板の字がはっきり見えていればokです。

Aはメガネは不要です。

Bも概ね問題なく見えているのでメガネは必要ないことが多いです。見にくい場合は必要時のみかける形でメガネがあってもいいかもしれません。

Cはお子さんによります。クラスの席が前の方で、黒板の字が問題なく見えているのであれば、メガネは必ずしもしなくてよいです。席が後ろの方で、見にくい場合は必要時のみ装用で大丈夫です。また、日常でちょっと見にくい感じがする、試しにメガネをかけてみて見やすいようであれば常用メガネでもokです。

Dはメガネがあった方がよいです。大抵の場合、黒板の字は見にくいのと、学校以外の日常生活においても視力としては低く、危ないためです。

裸眼視力に追加して、矯正視力でA~D判定する場合もあります。これは普段かけているメガネでの矯正視力です。

矯正視力でもA以外の場合は(Bならそれほど問題ないことが多いですが)、同様に眼科受診をしたほうがよいです。

  • メガネの度数がずれてきている可能性(これがほとんど)
  • 矯正しても視力が出ない目の病気がある可能性

があります。

メガネは裸眼視力が低い状態を、メガネをかけることで矯正視力を上げることを目的としています。これは、ただの近視、乱視、遠視の状態に対して、メガネをかけることでピンボケを補正して見やすくしているに過ぎません。

裸眼視力が低い人は眼科受診を勧められます。そこで、矯正視力が1.0以上出ていれば、あとは上述のように、日常生活における見え方での問題があるかによって、メガネをかけるかかけないか決めればよいです。

一方、矯正しても1.0の視力が出ない場合は、眼科での精密検査や治療が必要となることがあります。

矯正視力がいくらなのかは、眼科受診やメガネ屋に行ったことがある人しか知らないため、つまり過去に何かしら目のトラブルや目が見にくいなど感じたことのある人しか基本知りません

従って学校健診で初めて裸眼視力がA以外だった人は、自分の最高矯正視力がいくらなのかを知るうえで、一度は眼科受診したほうがよいです。

そこで矯正視力が1.0以上でるようであれば、あとは必要に応じてメガネをかけるかどうするか相談するだけです。

逆に矯正しても1.0以上でない場合は、細かく検査を受けたほうがよいです。

まとめると

裸眼視力がA以外で、矯正視力が1.0以上の人

  • 日常生活に問題なければメガネかけなくてok(概ねB判定とC判定の一部)
  • 黒板の字が見にくかったり、普段から遠くがぼやける場合はメガネ装用(概ねD判定とC判定の一部)

裸眼視力がA以外で、矯正視力も1.0以下の人

  • 視力が上がらない原因を眼科の検査で調べる必要がある
  • 原因によって、メガネを装用する必要がある

はじめて学校健診で視力異常を指摘された人は眼科受診をしましょう

車の運転をする人

最低0.7以上の視力にするためにメガネをかける必要があります。

なぜなら、運転免許の基準として

  • 片眼0.3ずつ以上、両眼0.7以上

が必要だからです。

片眼での視力より両眼の視力はやや上がる(10%程度)ことが多いです。しかしほとんど変わらない場合や、目の状態によっては両眼のほうが視力が下がるパターンもあります。

つまり片眼0.3ずつあっても、両眼で0.7以上でることは多くはありません。つまり、片眼視力0.3ずつだと片眼基準をクリアしても両眼基準をクリアできません。

なので基本的には、矯正して左右それぞれ0.7程度の視力にすることが望ましいです。

しかし、免許更新の際に更新ができていれば、次の更新まで視力が足りていなくても、法的には運転できます。つまり、実際には0.7に満たない視力、例えば両眼0.3、もっと低い視力とかで運転している人もそれなりにいるということです。

そういう人は、最低でも0.7という基準視力は満たすように、眼鏡で改善するなら眼鏡をかけるべきだと思います。実際それくらいの視力の人は、看板の細かい字が見にくい、夜間の運転がちょっと怖いなど、見え方に関して感じる部分もあると思います。

最低0.7あれば運転して大丈夫ですが、個人的には眼鏡で改善するなら、例えば視力0.7の人が眼鏡で1.5くらいまで改善するなら、視力0.7の人も運転時のみ眼鏡をかけてもいいと思います。

運転する際は、よく見えた方が安全ですからね。

最低0.7以上の視力が必要、それ以下はメガネ使用を

車の運転をしない人

車の運転をしない人に関しては、「これくらいの視力が必要」という明確な基準はなくなります。

メガネが必要な人は、以下のみです。

  • メガネをかけたほうが見やすいと感じる人

裸眼と矯正視力がかけ離れていて、メガネを持っていない人には一度メガネをおすすめします。

基本的にはすごい見やすくなりますので、そのままメガネを作ることが多いです。

しかし日常生活において高い視力を必要としていない人、裸眼と矯正視力にほとんど差がない人には必ずしもメガネは必要ではありません。

たとえば、普段、家とその付近でのみの生活をしている人、細かな字も拡大鏡(虫眼鏡など)を用いて生活できている人、視力が低いからといって必ずしもメガネは必要ではありません。

このような人に対しては、適宜相談でよいです。

まとめ

  • メガネが必要な視力は、その人によって変わる
  • 子どもの場合:黒板の字が見にくいならメガネを
  • 運転する人の場合:視力が0.7に満たない場合はメガネを
  • 運転しない人の場合:メガネで見やすくなるならメガネを

具体的な視力の数値としてメガネが必要なのは、明確な視力の基準がある「運転する人」のみです。(視力0.7以上必要)

その他は状況によって変わってきますが、メガネを一度試してみて見やすいようであれば適宜使用する形でよいと思います。

※今回のメガネをかける基準に関しては、目の病気がない前提の話になります。子どもで斜視、弱視などがある場合は、見え方に困っていなくてもメガネが必要な場合があります。

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