ロンパリを論破する 斜視の俗称・由来・語源・意味は

ロンパリって聞いたことありますか?今はあまり聞きなれないかもしれません。

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ロンパリの意味

斜視の俗称で、斜視とは左右の目が異なる方向を向いている目の状態をいいます。

ロンパリの由来

片眼でロンドン(イギリス)の方を見ていて、片眼でパリ(フランス)の方を見ているかのように、目の位置が左右でズレていることからうまれた俗称。1950年代に普及したようです。

ロンドン+パリ → 略してロンパリ

現在では放送禁止用語として扱われている呼び方のようです。

インターネットで調べると別の呼び方で「ガチャ目」と記載されているページがありますが、実際に呼ばれているかどうかは別として、ガチャ目が意味するのは不同視という状態であり斜視ではありません。不同視は、左右の屈折値が異なること(近視と遠視など)を意味しいますので、全然意味が異なりますし、目の位置はズレません。

ロンパリの正式名称

目の位置がずれている医学的な名称は斜視です。正常な目の位置は正位といいます。(正視は意味が違います。)

斜視は片方の目の向いている位置に対して、片方がずれている状態をいいます。片方の目が向いている方向に対して、もう片方が外側を向いている状態を外斜視、内側を向いている状態を内斜視、上下にずれている状態を上下斜視といいます。

ロンパリを論破する

日本で普及した言葉(俗称)です。日本から見ればロンドンもパリも非常に遠くにあり、視差(位置の違いによる見える方向の違い、角度の差)はほとんどありません。従って、仮に右眼がロンドン、左眼がパリを見ていたとしても(見えませんが)、目の位置はほぼ同じ位置を見ています。

つまり、ロンドン・パリは日本からしたらほぼ同じ位置に見えるので、目の位置はずれておらず、そもそも日本において斜視をロンパリっていうがおかしな話だということです。

(どうでもいい話、終了)

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