視力検査の換算表と換算方法をまとめました。
何かのときにパッと見ていただいたり、計算方法を忘れたらチェックしていただければ幸いです。
目次
小数・分数・対数視力換算
logMAR-0.3~1.0まで0.1刻みでまとめました。
カラー部分は基準となる覚えるところ。
- 小数視力は日本で一般的に行われる表記方法
- 分数視力は欧米で一般的に行われる表記方法
- 対数視力(logMAR)は研究・論文で一般的に使われる表記方法
logMAR計算
ポイントを簡潔にまとめておきます。
- logMAR視力=log最小視角=log(1/小数視力)= -log(小数視力)
- 小数視力=1/最小視角 ⇔ 最小視角=1/小数視力
- 視角(MAR)= 1 / VAなので、視覚と小数・分数視力の積は1になる
- logMAR視力が0.1増えると、小数視力は約0.8倍となる
練習問題
小数視力1.0、0.1のlogMAR値はそれぞれいくらか?
logMAR= log1/1.0 = 0
logMAR= log1/0.1= log10= 1
計算で出せるが、これは暗記。
logMAR視力0は小数視力1.0
logMAR視力1は小数視力0.1
logMAR値0.4の小数視力は?
これは暗記しておくと早いが
logMAR視力0は小数視力1.0 ここから
logMAR視力0.1 小数視力1.0×0.8= 0.8
logMAR視力0.2 小数視力1.0×0.8×0.8= 0.64
logMAR視力0.3 小数視力1.0×0.8×0.8×0.8≒ 0.5
logMAR視力0.4 小数視力1.0×0.8×0.8×0.8×0.8≒ 0.4
となる。
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